時事関連

ロシアによる軍艦の津軽海峡通過は違反じゃないの?戦艦の性能は?

今回は津軽海峡を通過した戦艦の情報をまとめてみました。

もくじ

まず通過した戦艦は?

今回は合計で四隻通過したとのことです。

  • ロプーチャ級揚陸艦

ロプーチャ級揚陸艦(ロプーチャきゅうようりくかん、英語Ropucha-class landing shipソ連海軍揚陸艦であり、ポーランドグダニスク造船所で建造された。 775号計画型大型揚陸艦ロシア語: Большие десантные корабли проекта 775)とも表記される。

ソ連崩壊後はロシア海軍ウクライナ海軍が継承した

海岸への上陸用に設計され、450トンの貨物の貨物を搭載することができた。車両の積み下ろしのために船首と船尾の両方にランプドアがあり、そこから車両や貨物の積み降ろしができた。約650平方メートルの面積を持つ車両甲板に主力戦車や装甲兵員輸送車を収容することができた。

wikipediaより

このように戦闘の際に上陸部隊や物資を送るための船です。

実戦としてグルジアとの戦争のときに使われたともいわれています。

  • アリゲーターIV級戦車揚陸艦

同じように物資輸送用のものです。駆逐艦とかではないですね。

国際規約違反ではないの?

津軽海峡は国際海峡(特定海域)であり公海であるとの認識が示されています。

(諸説あり)

海上保安庁

海上保安庁によると、上記写真によると公海であるようです。

昭和52年に制定された「領海法」により領海は基線からその外側12海里までとされましたが、 国際航行に使用されるいわゆる国際海峡である宗谷海峡、津軽海峡、対馬海峡西・東水道、大隅海峡 の五海峡は特定海域として、同海域に係る領海は基線からその外側3海里の線及びこれと接続して引かれる線までの海域とされました。

ですから領海侵犯ではないようです。

日本の対応

CNNなどメディアによりますと

これに対し海上自衛隊は、青森県の八戸航空基地に所在する第2航空群所属のP-3C哨戒機と、同じく青森県の大湊基地を母港とする第7護衛隊所属の護衛艦「しらぬい」で、所要の情報収集や警戒監視を行ったとしています。

cnn

  • しらぬい

しらぬいは2019年に就役しており比較的最新の艦であります。

しらぬい
  • P-3C

これは各国で長いこと使われている哨戒機です。昨今の情勢もあり、アメリカ空軍所属の当該機が東欧を回っていることでも知られています。

ロッキード P-3は、アメリカ合衆国航空機メーカーロッキード社(現・ロッキード・マーティン社)が、自社のターボプロップ旅客機L-188 エレクトラ」を原型機として開発したターボプロップ式哨戒機

愛称は「Orion」。日本ではその英語読みから「オライオン」とするものが多いOrionとはギリシア神話に登場するオリオン座となった狩人の名にちなむ。

初飛行から60年以上が経過しているものの、アップデートを重ねつつ、アメリカ海軍海上自衛隊など各国軍の航空隊、アメリカ沿岸警備隊など国境警備隊の他、気象観測や消防機など非軍事用などにも転用され20以上の国で運用されているベストセラー機である。

wikipediaより
海上自衛隊のP-3C
今回のまとめ
  • 駆逐艦などの攻撃性のある艦ではなかった
  • 国際規約違反はなかった
  • 空自や海自の監視もあった

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