時事関連

北朝鮮のハッカー集団がロシアに攻撃?

みなさんこんにちは

今回は、北朝鮮のハッカー集団が友好国であるロシアに対して攻撃をしたのではないかという疑惑が出ていることについて解説していきます。

本記事は2023/08/10時点での情報です。

もくじ

本ニュースについて

北朝鮮のハッカー集団が、少なくとも5カ月間にわたってロシアのミサイル会社のコンピューターネットワークに不正に侵入していたことが明らかになった。ロイターが入手したデータを専門家が分析した。

ロイター通信

このように、友好国であるはずのロシアに対して、北朝鮮がサイバー攻撃をしたと考えられているのです。

もちろん関係各所はコメントしておらず、真偽は不明ですがアメリカのセキュリティ会社が発見したとのことです。

北朝鮮とロシアの関係

では北朝鮮とロシアの関係性はどうなのでしょうか。

まず、古くから知られている通り、ロシアと北朝鮮は同じ社会主義的思想と友好国と受け取れます。

中国政府は1950年秋、朝鮮戦争で北朝鮮を支援するために軍隊を派遣し、そして旧ソ連も北朝鮮を支援した。

1991年のソ連崩壊以降もロシアは北朝鮮にとって、同盟国であり続けている。両国はアメリカへの嫌悪で共通していることも特徴の一つである。

また、北朝鮮がコロナ後初めて受け入れたとされている外国人としては、ロシアの国防大臣であるセルゲイ・ショイグさんが訪れたことが、ニュースでも報道されています。

その訪問の際に、到着した空港にて温かい歓迎がなされたとも報道されています。

ショイグ氏は、一列になって敬礼する北朝鮮の兵士の前を歩いた。朝鮮語とロシア語で「ようこそ、ロシア連邦国防大臣セルゲイ・ショイグ同志!」と書かれた赤い横断幕も掲げられた。

bbcより

そして現在行われているウクライナ侵攻で、ロシアの弾薬不足等が噂されている中、ロシア側が北朝鮮側に対して武器を売却するよう求めているとの米報道官の報道もありました。

そして、ショイグ氏の訪問後、ロシアのVIP専用機が平壌とロシアを行き来しており、外交が活発になっていることが伺えます。

このように外交だけでなく、軍事的支援もしているというように緊密な関係であることがわかります。

なぜ北朝鮮はロシアに対してハッキングをしたのか

前項に書かれていた通り、友好国であるはずのロシアに対してなぜ北朝鮮はハッキングをした疑いがあるのでしょうか。

ロイター通信によりますと、「スカークラフト」と「ラザルス」という北朝鮮政府と繋がりのある団体が、バックドアをしかけたとのことです。

そしてサイバー攻撃先は、ロシアのミサイル製造企業である、NPO Mashinostroyeniyaだということです。

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