今回は、先日ロシアが使ったミサイル。キンジャールミサイルについて解説したいと思います。
極超音速ミサイルにキンジャールを含めることは議論があります。それを含めて別記事にしようと思いますのでお待ちください。
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極超音速ミサイルとは?
まず定義づけですが、マッハ5以上で飛行するミサイルのことです。
また中国やアメリカなど各国も開発をしており配備へと動いているようです。
ロシアのキンジャールミサイルとは?
キンジャールやキンジャル(Kh-47M2)と言われているミサイルですが、あまり情報がありません。ですが、地対地短距離弾道ミサイル「イスカンデルM」を航空機に搭載できるように改良したものがキンジャールだとみられています。
今回のウクライナ侵攻に使われたという発表をしています。
ロシア国防省は19日、ウクライナへの攻撃で「極超音速ミサイル」を使ったと発表した。西部イワノフランコフスク州の地下軍事施設を破壊したと主張した。軍事成果をアピールする狙いがある。仮に事実ならば、実戦での極超音速兵器の使用は初めてとみられる。
国防省報道官の説明によると、戦闘機に搭載した極超音速ミサイル「キンジャール」を使って18日に攻撃を実施した。ミサイルや弾薬を貯蔵していた施設を破壊したとしている。ウクライナや米欧の当局による発表や分析は日本時間の19日夕時点で確認されていない。
nikkei
このように戦闘機に搭載されていたものです。
その中でもMIG-31やTu-22Mに搭載されていたものとみられています。
また核弾頭が搭載可能なミサイルであることも確認されています。
Kh-47M2キンジャール(Kh-47M2 Kinzhal 、ロシア語: в ряде источников Х-47М2 «Кинжал»、Dagger「短剣の意味」)は、ロシアの核対応極超音速空対地ミサイルである。2,000 km(1,200 mi)以上の航続距離、マッハ10の速度、飛行のすべての段階で回避操作を実行する能力を備えている。従来型弾頭と核弾頭の両方を搭載でき、Tu-22M3爆撃機またはMiG-31K迎撃機から発射される。2017年12月に就役し、2022年現在はロシア連邦軍の南部軍管区と西部軍管区の空軍基地に配備されている。
2018年3月1日に行われたウラジーミル・プーチン大統領の年次教書演説において発表された6つの新しいロシアの戦略核兵器の1つである。
wikipediaより
また極超音速ミサイルは迎撃困難なため、現時点での新たな脅威となっているといえそうです。
- 極超音速ミサイルとは音速の何倍もの速さで飛ぶ
- 各国が開発・配備を続けているのが現状
- 迎撃が困難であり、大きな脅威である